モルディブ大統領選挙がようやく決まったようです。

元独裁指導者の後継勝利 モルディブ大統領選

 【ニューデリー共同】インド洋の島しょ国モルディブで16日に行われた大統領選の決選投票について、選挙管理委員会は17日、長期独裁体制を敷いた元大統領の後継者の国会議員アブドラ・ヤミーン氏(54)が、ナシード前大統領(46)を破り勝利したと発表した。

 ナシード氏も記者会見で敗北を認めた。ヤミーン氏は17日に国会で就任宣誓。2カ月以上続いた新大統領選出をめぐる混乱は収拾するが、強権政治への逆行を懸念する世論が高まりそうだ。

 選管の開票結果によると、得票率はヤミーン氏が51%で、ナシード氏が49%だった。

 今月9日の第1回投票では、昨年2月の軍と警察のクーデターで失脚したナシード氏が首位だった。しかし、2位だったヤミーン氏は3位の候補者の支持を取り付け、ワヒード大統領の支持層も含めた「反ナシード票」をまとめて決選で逆転した。

 ヤミーン氏は30年にわたり独裁体制を敷いたガユーム元大統領の異母弟。ガユーム氏は2008年の初の民主的な大統領選でナシード氏に敗れたが、今回の選挙でヤミーン氏を全面的に支えた。

 大統領選は今年9月に最初の第1回投票が行われたが、最高裁が有権者登録の不正を認めたため再選挙を実施するなど混乱が長引いていた。

2013/11/17 7:21 日本経済新聞

以上引用
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今後どうなっていくのでしょうか。