南の海で潜りたい

ダイビング好きのブログです。夫婦でのダイビング旅行を中心に日々のつれづれを書いています。

2013/11

モルディブ大統領選挙がようやく決まったようです。

元独裁指導者の後継勝利 モルディブ大統領選

 【ニューデリー共同】インド洋の島しょ国モルディブで16日に行われた大統領選の決選投票について、選挙管理委員会は17日、長期独裁体制を敷いた元大統領の後継者の国会議員アブドラ・ヤミーン氏(54)が、ナシード前大統領(46)を破り勝利したと発表した。

 ナシード氏も記者会見で敗北を認めた。ヤミーン氏は17日に国会で就任宣誓。2カ月以上続いた新大統領選出をめぐる混乱は収拾するが、強権政治への逆行を懸念する世論が高まりそうだ。

 選管の開票結果によると、得票率はヤミーン氏が51%で、ナシード氏が49%だった。

 今月9日の第1回投票では、昨年2月の軍と警察のクーデターで失脚したナシード氏が首位だった。しかし、2位だったヤミーン氏は3位の候補者の支持を取り付け、ワヒード大統領の支持層も含めた「反ナシード票」をまとめて決選で逆転した。

 ヤミーン氏は30年にわたり独裁体制を敷いたガユーム元大統領の異母弟。ガユーム氏は2008年の初の民主的な大統領選でナシード氏に敗れたが、今回の選挙でヤミーン氏を全面的に支えた。

 大統領選は今年9月に最初の第1回投票が行われたが、最高裁が有権者登録の不正を認めたため再選挙を実施するなど混乱が長引いていた。

2013/11/17 7:21 日本経済新聞

以上引用
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今後どうなっていくのでしょうか。

モルディブ大統領選挙ですが、その後いろいろとニュースがあったので、NHKのサイトから3本まとめて

モルディブで大統領選やり直し

インド洋の島国モルディブで、裁判所によって無効とされた大統領選挙のやり直しの投票が9日行われ、現職の任期が切れる11日までに新しい大統領を選出し、政治の混乱を収めることができるのか注目されます。

モルディブの大統領選挙は、野党の党首で前の大統領のモハメド・ナシード氏がトップになった9月の投票結果を、最高裁判所が有権者名簿に不正があったとして無効にし、先月行われる予定だったやり直しの選挙も、ナシード氏以外の2人の候補者が有権者名簿への署名を拒否したことを理由に警察が介入し、延期されました。
これに対し、ナシード氏の支持者らは警察や最高裁が意図的に選挙の実施を遅らせていると抗議し、混乱が続いてきましたが、9日にようやく投票が実施されました。
日本時間の10日朝には大勢が判明する見通しで、当選に必要な過半数を得る候補者がいない場合は10日に決選投票が行われることになっています。
今回の投票は、現職の大統領の任期が切れる11日までに新しい大統領を選出して権力の空白を回避する最後のチャンスになり、選挙を確実に実施して政治の混乱を収めることができるのか注目されます。

11月9日 16時20分

モルディブ大統領選 決選投票へ

インド洋の島国モルディブで、裁判所によって無効とされた大統領選挙のやり直しの投票が行われ、去年の政変で辞任した前の大統領がトップに立ちましたが、得票が当選に必要な過半数には届かず、上位2人による決選投票が行われることになりました。

モルディブの選挙管理委員会によりますと、3人が立候補して9日、投票が行われた大統領選挙は開票が終わり、前の大統領で去年2月の政変で辞任したモハメド・ナシード氏が全体のおよそ47%の票を得てトップに立ちましたが、当選に必要な過半数には届きませんでした。
2位には、5年前の選挙でナシード氏に敗れるまで30年間独裁体制を敷いたガユーム元大統領の後継者、アブドラ・ヤミーン氏がおよそ30%の票を得て入り、2人による決選投票が行われることになりました。
大統領選挙を巡っては、ことし9月に行われた最初の投票で、ナシード氏がトップになったものの最高裁判所が結果を無効にし、先月予定されていたやり直しの選挙も警察の介入で延期されるなど混乱が続いてきました。
決選投票は10日、行われる予定になっていますが、2位になったヤミーン氏の陣営は準備不足を理由に延期を主張していて、予定どおり投票を実施できるかどうか、不透明な状況になっています。

11月10日 8時45分

モルディブ大統領選 決選投票延期

インド洋の島国モルディブで9日行われた大統領選挙は、当選に必要な過半数を得る候補者がいなかったことから、10日、決選投票が行われる予定でしたが最高裁判所の命令によって延期されました。

9日投票が行われたモルディブの大統領選挙は、前の大統領で去年2月の政変で辞任したモハメド・ナシード氏が全体のおよそ47%の票を得てトップに立ちましたが、当選に必要な過半数には届きませんでした。
2位には、5年前の選挙でナシード氏に敗れるまで30年間独裁体制を敷いたガユーム元大統領の後継者、アブドラ・ヤミーン氏がおよそ30%の票を得て入り、10日、2人による決選投票が行われる予定でした。
しかし、3位になった候補者の陣営が決選投票の延期を求める訴えを起こしたのを受けて最高裁判所は、10日朝早く、投票の実施を延期する命令を出し、決選投票は今月16日に延期されました。
憲法上、現職の大統領の任期は11日に切れますが、最高裁判所は、暫定的に職務を続けることができるとしています。
大統領選挙を巡っては、ことし9月に行われた最初の投票でもナシード氏がトップになりましたが、最高裁判所が結果を無効にし、先月予定されていたやり直しの選挙も警察の介入で延期されるなど、混乱が続いており、ナシード氏の当選を望まない最高裁判所や警察が、意図的に選挙を遅らせているとの見方が出ています。

11月10日 17時2分

以上引用
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というわけで、大統領の任期が切れても暫定的に職務を続けて11月16日に決選投票を行うようです。

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