南の海で潜りたい

ダイビング好きのブログです。夫婦でのダイビング旅行を中心に日々のつれづれを書いています。

2013/10

モルディブの大統領選挙ですが、11月9日に行われることになったようです。

混乱のモルディブ大統領選 来月9日投票に

大統領選挙を巡って混乱が続くインド洋の島国モルディブで、延期されているやり直しの大統領選挙の投票が、来月9日に行われることになり、混乱に終止符を打てるかが注目されます。

モルディブの大統領選挙は、先月7日に行われた投票で、野党の党首で前の大統領のモハメド・ナシード氏がトップになりましたが、不正があったとして最高裁判所がこの選挙結果を無効としました。さらに、今月19日に予定されていたやり直しの選挙は、ナシード氏以外の2人の候補者が有権者名簿をさらに精査する必要があるとして投票の実施に反対し、警察も有権者名簿の問題の解決が先決だとして投票を実力で阻止する姿勢を示したことから直前になって延期されるなど混乱が続いています。こうしたなか、選挙管理委員会は、21日夜、やり直しの大統領選挙の投票を現職の大統領の任期が切れる2日前の来月9日に実施すると発表し、予定どおりに選挙を実施し、混乱に終止符を打てるのかが注目されます。     
NHK NEWSWEB 10月22日 23時3分


以上引用
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混乱が収まってくれることを望みます。

モルディブの大統領選挙ですが、結果が聞こえてきてもいいのに聞こえてこないと思っていたら、なんと延期されていたようでした。

モルディブ大統領選再投票を延期=警察妨害、26日実施で調整-選管

 【ニューデリー時事】モルディブの選挙管理委員会は19日、この日実施予定だった大統領選挙の再投票が警察当局に妨害されたとして、延期を発表した。ただ、ワヒード現大統領が任期満了を迎える11月11日までに次期大統領を選出する必要がある。ワヒード大統領は1週間後の今月26日の再投票実施を呼び掛けた。
 最高裁が不正があったと判断した前回9月の選挙に続き、今回も警察の介入で投票が阻止され、国民の政治不信は一気に高まっている。
 地元メディアによると、警察は投票開始時刻の数時間前、「最高裁が決めた再投票の実施要項に反する選挙を支持しない」と声明を発表。選管事務所に警官や車両を派遣し、投票に必要な一切の書類の持ち出しを禁じた。
 警察高官は記者会見で「法律や最高裁の実施要項に違反して選挙が行われた場合に生じる混乱を考慮した」と主張。これに対し、選管は「選管の権限を踏みにじる越権行為を警察は行った。この国の民主政治にとって暗黒の日だ」と非難した。(2013/10/20-00:45)


以上引用
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警察が妨害して延期とかもう訳わかりません。

モルディブの大統領選挙ですが、関連記事がAFPBB Newsに載っていたのでちょっと長いですが、引用します。

モルディブ観光改革にイスラム保守派が反発

【10月18日 AFP】インド洋に浮かぶモルディブは世界有数の高級リゾート地だが、この5年ほど、バックパッカーも安く旅行できるようにと観光業の改革が静かに進められており、これに国内のイスラム教保守派が反発している。

 モルディブを訪れる旅行者の大半は、空港のある島からスピードボートや水上飛行機を使って、青い海と珊瑚に囲まれたプライベートリゾートがある島々へ向かう。旅行者の味わう至福の時間は、モルディブの普通の人たちの生活とは別世界だ。これは主に欧米からの観光客や新婚旅行で訪れる裕福な外国人を、イスラム教徒である地元民と隔絶させておくために無人島で過ごさせるという長年、意図的に行われてきた観光政策だ。

 イスラム教国家であるモルディブでは、旅行者には異なる法律が適用される。旅行者にはアルコールや豚肉の飲食、結婚前の性交渉が許されるが、これらはすべて国民には許されていない行為だ。

「ヒッピーのような旅行者が来たら、ドラッグも一緒にこの国に入ってくるだろう。わが国はすでに麻薬の問題を抱えている」と、保守派のアドハーラス党(Adhaalath Party)のマウルーフ・フセイン(Mauroof Hussain)副党首は言う。同党は08年以来、連立与党の一翼を担っている。

 実際のモルディブはバックパッカーが大挙して訪れるような「ヒッピー・トレイル」からはいまだ程遠いが、マレ(Male)島やマヤフシ(Maafushi)島では、バックパーカーが旅行しやすい環境が整いつつある。低予算の旅行者を呼び込もうとする新しい観光政策のおかげだ。

「人が住んでいるところで、旅行者のヌード姿など認めるわけにはいかない」と、フセイン氏は言う。「モスクで礼拝しているすぐ外で旅行者がビキニ姿で遊んでいると、住民から苦情が出ている」

■無人島以外でのゲストハウス経営が可能に

 このような観光政策の方針転換は、2009年に同国初の民主選挙で選ばれたモハメド・ナシード(Mohamed Nasheed)前大統領の下で始まった。具体的には住民がいる島にモルディブ人自ら、ゲストハウスをオープンすることが認められた。

 一方、中東やパキスタンから持ち込まれる、過激ともいえるイスラム原理主義はモルディブでも根を張りつつある。それでも、アドハーラス党のフセイン氏のような考え方はかなり非主流であり、多くの人はそのような原理主義思想を冷ややかな目で見ている。

 新しく認可されたゲストハウス制度は、25歳のイブラヒム・モハメド氏のような起業家を生んだ。彼はゲストハウス用の不動産ビジネスで財を成した。「モルディブ人は誰でも歓迎する。(旅行者を)隔離しておきたがったのは、政府や一部の経済人であって、国民ではない」とモハメド氏は語る。「モルディブはもう世界から隠れたままでいることはできない」

 彼が経営するスンダーラ・パレス(Sundhara Palace)は首都マレの繁華街に9月にオープンした。3部屋あり、1泊30ドル(約3000円)だ。リゾートでの宿泊ならば最安値でも、この10倍の料金がかかるし、上は1泊数千ドルもする上に食事の料金も高い。

 モハメド氏は、ゲストハウス制度は「裕福な実業家ではなく普通の人たちが稼げるという点で良いシステムだ」と強調する。

■観光利権が大統領選にも反映

 モルディブでは、マウムーン・アブドル・ガユーム(Maumoon Abdul Gayoom)元大統領の30年にわたる独裁支配の下、政権に有力なコネのある一握りのリゾート保有者たちが富を独占し、同国の経済を牛耳るとともに政界も仕切ってきた。こうした財閥たちが徒党を組んで、2012年2月にナシード前大統領を退陣に追い込んだ。ナシード氏の辞任の引き金となったのは警察による反乱だが、同氏はこれを「クーデター」と呼んだ。

 ナシード氏は今年9月の大統領選に出馬して第1回投票でトップに立ったが、最高裁はこの結果を無効とする判断を下した。これはアドハラス党と関係が近しい実業家で、第1回投票で敗退した同国の富豪の1人、ガシム・イブラヒム(Gasim Ibrahim)氏の申し立てを受けた結果だった。再投票は10月19日に予定されている。

 ナシード氏は再び大統領に選出された場合、自分が目指す社会・経済改革の一環として、ゲストハウス制度を拡大すると公約している。「ゲストハウス事業は急速に発展している。まだまだ伸びる余地があると思う」と、彼は9月の第1回投票が行われる前に記者団に語った。

 ゲストハウスを転々としながらモルディブを旅行中のオランダ人バックパッカー、クリス・コンスタンデ(27)さんは、最初の数晩は首都のホテルに宿泊したが、残る2週間の休暇は、モルディブの1000を超える島々にあるゲストハウスから選んで過ごそうと思っている。「バックパッカーはインドやスリランカ、タイに行くけれど、僕はいつも人とは違うことがしたいから、モルディブを選んだ。一番大事なのは、人と触れ合えること。マレに3日滞在しただけで、もう友だちが何人かできたよ」(c)AFP/Adam PLOWRIGHT


以上引用
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確かに昔は聞かなかったバックパッカー向けの宿の情報を最近は聞くようになっていましたが、裏ではこんなことが起きていたのですね。

で、選挙自体は19日に再投票が行われるようです。過半数を取る候補がいなかった場合は11月に上位2人で決選投票とのことです。

今回のモルディブで帰りのマーレからコロンボの間がA330でしたが、いままではマーレからコロンボはいつもA320で座席数の多いA330なのは初めての経験でした。

ところで成田からコロンボはA330だったりA340だったりするのですが、今まで乗っていて座席のレイアウトはどちらも2-4-2だし機体の大きさも変わらない感じだし、何が違うのだろうと思っていたのですが、ネットで調べたらWikiPediaにきちんと載っていました。

A340は胴体や翼など、基本的な構造はA330と共通で、エンジン4基を搭載した4発機で、A330はエンジン2基の双発機だそうです。

写真はA330です。

Maldives5n5.jpg

9月にモルディブに行ったときにちょうど行われた大統領選挙ですが、グダグダになっているようです。

モルディブ最高裁、大統領選に無効判決 20日までに再投票へ

【10月8日 AFP】インド洋の島国モルディブの最高裁判所は7日、先月行われた大統領選挙1次投票の結果を無効とし、今月20日までの再投票を命じる判決を下した。9月7日に行われた投票では、モハメド・ナシード(Mohamed Nasheed)前大統領が勝利したが、対立候補が不正を申告していた。

 最高裁はまた、再投票で過半数を獲得する候補が出なかった場合、11月4日までに決選投票を実施するよう命じている。

 ナシード前大統領は2012年2月、野党支持者の抗議デモが激化し、政治的に混乱が生じたことを受け辞任し、モハメド・ワヒード・ハッサン(Mohamed Waheed Hassan)副大統領が大統領に就任していた。9月の大統領選挙は、ナシード前大統領の辞任以降初めての大統領選挙だったため、国際社会から注目を集めていた。(c)AFP


以上引用
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どうなってしまうのでしょうか。

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